2014年03月21日

マイカー通勤者の交通費の見直し

就業規則改定のお手伝いをさせて頂く際にアドバイスするのがマイカー通勤者の交通費計算式です。

法律改正事項を就業規則に反映させる会社でもマイカー通勤者の交通費の見直しをすることはないようです。

そのような会社様は、10数年、基準燃費が相当高く設定されたままになっています。

電車等の交通機関利用者は一厳密に調査をしているのに、マイカー通勤車には。。。

それなら「計算式をすぐ変えよう!」と考えると思いますが、「労働条件の変更」は十分に注意をしなければなりません。

働・社会保険の専門化である国家資格者の社会保険労務士にご相談下さい。

 

一般的にマイカー通勤者の交通費(通勤手当)は
「往復通勤距離×所定勤務日数×ガソリン単価÷基準燃費」という算式が多いのではないでしょうか。

 

国土交通省発表の平成23年度までの燃費平均を御覧ください。 
http://www.mlit.go.jp/common/000989166.pdf

平均燃費は平成23年度で19.5q/gです。

 

【自動車ごとの燃費を調べるなら・・・】
国土交通省:「自動車燃費一覧表」

【ガソリン小売価格を調べるなら・・・】 
財団法人日本エネルギー経済研究所
石油情報センター:「ガソリン小売価格」

 


 

ある会社の通勤費に関する就業規則の条文です。
 
「通勤交通費費は、自宅から会社までの最短往復距離に、ガソリン単価120円/gと燃費7q/g、月平均勤務日数22日で算出する。」
計算式:通勤費=通勤距離×2÷22×7q/g×120円/g (100円未満切捨て)
 
上記式で試算(往復通勤距離30キロ)すると 
30×22÷7q/g×120円/g=11,314円(11,300円)


T社ハイブリット車は 燃費38` →30×22÷38q/g×120円/g=2,084円(2,000円)
M社ハイグレード車は燃費5.8` →30×22÷5q/g×120円/g=15,840円(15,800円)


燃費どおりに走ることはないと思いますが、単純計算で、車種によっては9,000円以上の差が発生しています。


「マイカー通勤申請書」に車種・車番を記入してもらい、国土交通省の「自動車燃費一覧表」×7割(8割)で個別計算する会社、個別でなく普通車、軽自動車、ハイブリットの3区分に分けて其々の燃費を定めて計算する会社もあります。
又、2輪車での通勤についても別規定をしている会社もあります。

 

【計算式を変更しようとお考えなら・・・】マイカー通勤者の交通費(2).jpg

 【マイカー通勤規程】等の会社規定の整備をするべきです。 
 「使用許可基準」「自動車保険の加入義務」「遵守義務」「会社免責事項」「届出事項」を
 明らかにし、会社と従業員の責任等を明確にすることが重要です。

  バイク通勤者に一定額の交通費を支給しているが、雨の日にバスで通勤した。。。
 どう処理されますか? 会社の実情に合わせた規定整備が必要です。

  規程等の整備は当事務所へご相談下さい。 

 

  


 

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